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近畿植物学会で発表します

神戸大で開催される近畿植物学会で発表します。

日時 : 2024年11月16日(土)13:00〜17:30

会場 : 神戸大学六甲台第二キャンパス・瀧川記念学術交流会館・大会議室(2F)

 

VISUAL スクリーニングによる低リグニン変異体の探索
⿊⽥真穂 1,若杉梨沙 2,〇近藤侑貴 1(1 阪⼤・院・理,2 神⼾⼤・院・理)

DNA メチル化の安定性・ダイナミクスと「エピアリル」の探索
○伊藤佑 (阪⼤・院・理)

植物の分裂組織における RNA m6A 修飾の機能解析
○松尾亮佑 1,間宮章仁 1,岩⽥健太郎 1,近藤侑貴 2,⽯崎公庸 1,深城英弘 1
(1 神⼾⼤・院・理,2 阪⼤・院・理)

2024年11月16日

Prof. Christian Hardtkeが当研究室を訪問しました

維管束の篩部形成を精力的に研究されているChristian Hardtke先生が当研究室を訪問しました。ここ数年の根の篩部形成に関わる研究成果についてセミナーで発表していただきました。

2024年10月17日

植物学会大会(宇都宮)で発表しました

 

植物学会宇都宮大会で発表をおこないました。

発表だけではなく、研究交流会(餃子の会)も非常に有意義で、改めて研究頑張らねばという刺激を受けました。

 

発表リスト

1aAI01
ヒメツリガネゴケの有性生殖器官発生におけるType-B BZR/BES転写因子の役割
古谷 朋之1, 2), 岩佐 碧泉2), 梅北 葵衣2), 近藤 侑貴1), 笠原 賢洋2)

1pAC07
ゼニゴケのシトクロムb5様ヘム結合タンパク質MpRLFは栄養成長と生殖成長における適切な発生に必要である
岩田 健太郎1), 福村 日向丸1), 酒井 友希1), 古谷 朋之1, 2, 3), 近藤 侑貴1, 3), 石崎 公庸1), 深城 英弘1)

1pAF03
非維管束植物ゼニゴケのリン吸収における仮根の役割について
菅野 里美1), 福村 日向丸2), 喜多 晴哉2), 竹平 さくら2), 佐藤 しおり2), 酒井 友希2), 三村 徹郎2, 3), 近藤 侑貴2, 4), 深城 英弘2), 石崎 公庸2)

1pAF10
3つの異なる組織培養系における植物細胞の脱分化に伴う核小体の発達とその要因
森川 龍1), 米倉 崇晃1), 森中 初音2), 島津 舜治3), 近藤 侑貴3), 大林 祝4, 5), 杉山 宗隆1)

1pAG05
アクチン重合の制御が道管における細胞壁パターンに影響する
貴嶋 紗久2), 佐々木 武馬1), 井上 大介3), 近藤 侑貴4), 稲垣 宗一5), 山口 雅利6), 小田 祥久1)

2aAC02
メリステム維持に異常を示すシロイヌナズナaberrant meristem behavior1変異体におけるDNA損傷応答の解析
村岡 涼子1), 鈴木 洋翔2), 間宮 章仁1), 近藤 侑貴1, 3), 石崎 公庸1), 深城 英弘1)

2aAC03
Analysis of an Arabidopsis amb2 mutant with abnormal root and shoot development.
根とシュートの発生に異常を示すシロイヌナズナamb2変異体の解析
松尾 亮佑1), 間宮 章仁1), 岩田 健太郎1), 村岡 涼子1), 近藤 侑貴1, 2), 石崎 公庸1), 深城 英弘1)

P-183
ゼニゴケ葉状体の形態形成におけるROP-GDP解離阻害因子の機能解析
宮崎 優1), 林 愛梨2), 酒井 友希1), 近藤 侑貴1, 3), 深城 英弘1), 石崎 公庸1)

P-212
二次成長の開始における維管束組織系の幹細胞活性化機構
島津 舜治1, 2, 3), 森 秀世2), 古谷 朋之1), 小嶋 美紀子4), 竹林 裕美子4), 伊藤(大橋) 恭子2), 石崎 公庸3), 朝比奈 雅志5, 6), 稲垣 宗一2), 角谷 徹仁2), 深城 英弘3), 福田 裕穂8), 近藤 侑貴1, 3)

P-213
ジャスモン酸による維管束幹細胞分化制御機構の解析
高島 実里1), 安井 馨市2), 石崎 公庸3), 深城 英弘3), 伊藤 佑1), 古谷 朋之1), 近藤 侑貴

 

大会実行委員会の先生方、スタッフの方々本当にありがとうございました!

2024年09月16日

古谷准教授が日本植物形態学会・平瀬賞を受賞しました

准教授の古谷さん日本植物形態学会・平瀬賞を受賞しました。

以下の原著論文が高い評価を受けての受賞となりました。

 

Furuya T, Saegusa N, Yamaoka S, Tomoita Y, Minamino N, Niwa M, Inoue K, Yamamoto C, Motomura K, Shimadzu S, Nishihama R, Ishizaki K, Ueda T, Fukaki H, Kohchi T, Fukuda H, Kasahara M, Araki T, Kondo Y.
A non-canonical BZR/BES transcription factor regulates the development of haploid reproductive organs in Marchantia polymorpha. Nat Plants (2024) 10: 785-797.
doi: 10.1038/s41477-024-01669-0
代表受賞者 古谷 朋之 氏 (大阪大学)

 

 

2024年09月13日

研究成果がNature Plants誌に掲載されました

准教授の古谷さんが筆頭著者の論文がNature Plantsl誌に掲載されました。

被子植物・シロイヌナズナにおいて維管束幹細胞の分化にかかわるBES/BZR転写因子メンバーの一員がコケ植物・ゼニゴケでは配偶子器の形成に働くことを報告した論文です。


中島先生による本論文の解説記事はこちら
プレスリリースはこちら
論文はこちら

2024年04月13日

メンバーを更新しました

植物細胞運命制御研究室(近藤研)のスタッフとして、准教授:古谷 朋之さん、助教:伊藤 佑さんが加わりました。また卒研生として新たに4名が配属されました。

2024年04月01日

大阪大学に異動しました

2024年1月から大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻の教授に着任しました。

新たに植物細胞運命制御研究室を立ち上げ、教育研究に励んで参ります。

引き続きどうぞよろしくお願い致します。

2024年01月04日

近畿植物学会で発表しました

ゼニゴケのシトクロムb5様ヘム結合タンパク質MpRLFは栄養成長と生殖成長における適切な発生に必要である
〇岩田健太郎1、福村日向丸1、酒井友希1、古谷朋之1,2、近藤侑貴1、 石崎公庸1、深城英弘1
(1神戸大・院・理、2立命館大・生命)Type-B BZR/BES転写因子の分子機能比較解析
〇古谷朋之1、岩佐碧泉1、梅北葵衣1、野﨑翔平2,3、杉本貢一2,3、近藤侑貴4、笠原賢洋1
(1立命館大・生命、2筑波大・生命環境、3筑波大・T-PIRC、4神戸大・院・理)

 

Type-B BZR/BES転写因子の分子機能比較解析
〇古谷朋之1、岩佐碧泉1、梅北葵衣1、野﨑翔平2,3、杉本貢一2,3、近藤侑貴4、笠原賢洋1
(1立命館大・生命、2筑波大・生命環境、3筑波大・T-PIRC、4神戸大・院・理)

 

一過的サイトカイニン応答は二次成長開始のスイッチとして機能する
〇島津舜治1,2、古谷朋之3、伊藤(大橋)恭子2、石崎公庸1、深城英弘1、朝比奈雅志4,5、福田裕穂6、近藤侑貴1
(1神戸大・院・理、2東大・院・理、3立命館大・生命、4帝京大・理工・バイオ、5帝京大・先端機器分析センター、6秋田県立大)

 

 

2023年12月03日

TJPB(台湾との合同国際会議)にて発表をしました

台北のアカデミアシニカで開かれたTaiwan-Japan Plant Biologyにて招待講演をおこないました。

”Understanding the mechanisms of vascular cell fate determination using VISUAL"という内容で発表しました。

また学生の鳴瀧さんも

”Sucrose signaling contributes to the maintenance of vascular cambium by inhibiting cell differentiation"という内容でポスター発表をおこないました。

私も実行委員を務めましたが、台湾の先生方のホスピタリティに改めて感謝申し上げます。

2023年10月16日

植物学会で発表しました

北海道大学でおこなわれた日本植物学会大会に参加しました。私・近藤も久々に口頭発表をしました。

 

口頭発表
1aAG04
MpHYPNOSはABA依存的および非依存的に無性芽の休眠を制御する
芳村那美 1,𠮷𠮷川実樺子 1,安田 有沙 2, 加藤大貴 1, 3, 酒井友 希 1,三村徹郎 4,近藤侑貴 1,深 城英弘 1,石崎公庸 1(1 神戸大・院・理,2 神戸大・ 理,3 愛媛大・院・理工,4 京都 先端科学大・バイオ環境)

1aAK03
ゼニゴケCHLH 遺伝子の変異はPPO阻害除草剤耐性を付与する
北岡理杜 1,小牧知史 1,酒井友 希 1,加藤大貴 1, 2,近藤侑貴 1, 深城英弘 1,石崎公庸 1(1 神戸大・院・理,2 愛媛大・ 院・理工)

1aAM01
維管束幹細胞の確立に関する新たな制御因子の探索と分子機構の解析
前田照太 1,島津舜治 1, 2,古谷 朋之 3,深城英弘 1,石崎公庸 1, 近藤侑貴 1(1 神戸大・院・理,2 東大・ 院・理,3 立命館大・生命)

1aAM02
イチョウを用いた維管束細 胞分化誘導システムの確立と遺伝子発現解析
安井馨市 1,近藤侑貴 1(1 神戸大・院・理)

1aAM03
スクロースシグナルによる維管束幹細胞制御機構の解析
鳴瀧葵 1,島津舜治 1, 2,古谷朋 之 3,深城英弘 1,石崎公庸 1,近藤侑貴 1(1 神戸大・院・理,2 東大・ 院・理,3 立命館大・生命)

1aAM04
維管束細胞の分化制御における概日時計関連遺伝子GIの機能解析
阪田真由 1,荒野巧勝 2,島津舜 治 1, 2,深城英弘 1,石崎公庸 1, 近藤侑貴 1(1 神戸大・院・理,2 東大・ 院・理)

1aAN03ゼニゴケにおいて配偶子器発生を制御する非典型BZR転写因子のオーソログの分 子機能比較解析
古谷朋之 1,梅北葵衣 1,岩佐碧 泉 1,野﨑翔平 2, 3,杉本貢一 2, 3, 近藤侑貴 4,笠原賢洋 1
(1 立命館大・生命,2 筑波大・ 生命環境,3 筑波大・T-PIRC,4 神戸大・院・理)

1pAM05
シロイヌナズナを用いた溢泌液に含まれる分泌タンパク質及び排水組織発生の解析
吉田善葵 1, 2,三原衣織 2,三城 恵美 3,佐藤伸哉 3,加納圭子 3, 嶋田知生 4,⻄村いくこ 2,近藤 侑貴 1,上田晴子 2, 5,八木宏樹 5 (1 神戸大・院・理,2 甲南大・ 理工,3 名古屋大・WPI- ITbM,4 京都大・院・理,5 甲 南大・院・自然科学)

2aAL05
側根形成に異常を示すシロイヌナズナlbd多重変異体を用いたカルス形成・シュート再 生機構の解析
和田昂己 1,間宮章仁 1,郷達明 2, 近藤侑貴 1,石崎公庸 1, 深城英弘 1(1 神戸大・院・理,2 奈良先端 大・バイオサイエンス)

2aAL06
サイトカイニンは形成層幹細胞の活性化シグナルとして機能する
島津舜治 1, 2,森秀世 1,Alif Meem Nurani1,山田一貴 3,柴田 恭美 3,古谷朋之 4,伊藤(大橋) 恭子 1,石崎公庸 2,深城英弘 2,朝 比奈雅志 3, 5,稲垣宗一 1,角谷徹 仁 1,福田裕穂 6,近藤侑貴 2(1 東大・院・理,2 神戸大・院・ 理,3 帝京大・理工・バイオ,4 立 命館大・生命,5 帝京大・先端 機器分析センター,6 秋田県立大)

3aAN01
植物の器官発生におけるシトクロムb5様ヘム結合タンパク質RLFの機能解析
岩田健太郎 1,後藤千恵子 1,福 村日向丸 1,清水隆之 2,丸山海 成 3,古谷朋之 1, 4,近藤侑貴 1, 笠原博幸 3, 5,増田建 2,石崎公 庸 1,深城英弘 1( 1 神戸大・院・理,2 東大・ 院・総合文化,3 東京農工大・ 院・農,4 立命館大・生命,5 理 研・CSRS)

3aAN02
ゼニゴケの器官形成を制御するROPシグナリング
酒井友希 1,米塚広樹 1,上野亜 紀 1,加藤大貴 1, 2,三村徹郎 1, 3, 近藤侑貴 1,深城英弘 1,石崎公 庸1
1 神戸大・院・理,2 愛媛大・ 院・理工,3 京都先端科学大・ バイオ環境

ポスター発表

P-075C
非維管束植物ゼニゴケにおける液胞膜リン酸輸送体VPTの機能解析
林田 雅大1,佐藤 しおり1,酒井 友希1,三村 徹郎2,近藤 侑貴1,深城 英弘1,石崎 公庸1(1神戸大・院・理,2京都先端 科学大・バイオ環境)

P-094A
根の形態形成に異常を示す新たなシロイヌナズナ変異体の探索と解析
小栗 聡太,岩田 健太郎,間宮 章仁,近藤 侑貴,石崎 公 庸,深城 英弘(神戸大・院・理)

P-115A
根系パターンに異常を示すシロイヌナズナbird feather 変異体の解析
伊佐 積希,岩田 健太郎,間宮 章仁,近藤 侑貴,石崎 公 庸,深城 英弘(神戸大・院・理)

2023年09月10日

研究成果がGGSに掲載されました

元研究員の古谷さん(現:立命館大助教)が筆頭著者の論文がGGS掲載されました。2021年にPlant Cell誌に報告したBES/BZR転写因子ファミリーの競合の話の続きとなります。変異体を用いたトランスクリプトームデータの解析結果から競合の生理的な役割について考察をしています。

論文はこちらから

2023年08月16日

役立つツールを更新しました

役立つツールの更新が滞っていましたが、Google ChartsやChat GPTを利用させていただき、トランスクリプトームデータの遺伝子検索が(簡易ですが)可能となりました。興味のある遺伝子を検索して頂ければ、それが維管束で発現するのか、篩部組織で発現するのかが調べられます。

役立つツールからご確認ください(少しずつデータを加えていく予定です)。

2023年05月13日

研究成果がPCPに掲載されました

M2:鳴瀧さんが筆頭著者の論文がPCPのSpecial issueとしてオンライン掲載されました。
糖の中でもスクロースがシグナルとして維管束分裂組織の維持に働くことを見出しました。
論文はこちらから

2023年05月08日

植物生理学会で発表をしました

仙台でおこなわれた第64回日本植物生理学会年会に参加をしてきました。
(牛タンやお寿司、日本酒美味しかったですね!)


近藤研究室がメインで発表したものに絞って掲載をします。


ポスター発表
PD-076 イチョウを用いた維管束分化誘導システムの確立

口頭発表2aG02 
MoBZR3はゼニゴケの配偶子器発生を制御する

シンポジウム発表
S08-2 発光顕微鏡を用いた細胞運命ダイナミクスの1細胞時空間イメージングS08  
はじめに・おわりに(シングルセル解析は植物科学に何をもたらすのか)

ポスターもシンポジウムも質疑が多く盛り上がりましたね!来年度の年会は神戸(神戸国際会議場)です、みなさま宜しくお願い致します。

2023年03月18日

JST創発的支援事業に採択されました

科学技術振興機構(JST)の創発的支援事業に採択されました。

https://www.jst.go.jp/souhatsu/call/sel22.html

長期の若手研究者支援プログラムですので、地に足をつけてしっかり研究を進めたいと思います。

大学院博士課程をサポートできる別枠の経費がついていますので、博士課程進学に興味がある方がいましたらお気軽にお問合せください。

2023年02月04日

近畿植物学会で発表します

11月19日(土)に大阪大学でおこなわれる近畿植物学会にて発表をおこないます。

口頭発表:鳴瀧さん 糖シグナルによる維管束幹細胞制御機構の解析

ポスター発表:島津くん 維管束幹細胞の分裂と分化を制御する一過的サイトカイニン応答

久々の対面開催とのことですので、ぜひ聞きにいらしてください。

 

2022年11月15日

島津君が優秀発表賞を受賞しました

新学術領域「周期と変調」の若手の会にてD2の島津君が優秀発表賞を受賞しました。

おめでとうございます!!有言実行で素晴らしいです。

 

若手の会の報告はブログにて!

 

2022年11月02日

植物学会で発表をおこないました


3年ぶりとなる対面(ハイブリッド)開催でした。

口頭発表
1pAE04
維管束幹細胞の分裂と分化を制御するサイトカイニンの機能と動態
島津 舜治1,2,Nurani Alif Meem1,森 秀世1,山田 一貴3,柴田 恭美3,古谷 朋之2,4,伊藤(大橋)恭子1,石崎 公庸2,深城 英弘2,朝比奈 雅志3,5,稲垣 宗一1,角谷 徹仁1,福田 裕穂6,近藤 侑貴2(1東大・院・理,2神戸大・院・理,3帝京大・理工・バイオ,4立命館大・生命,5帝京大・先端機器分析センター,6京都先端科学大・バイオ環境)

2aAE01
ゼニゴケ配偶子器の発生における MpBZR3の役割
古谷 朋之1,2,三枝 菜摘3,山岡 尚平3,島津 舜治2,4,山本 千愛1,石崎 公庸2,西浜 竜一5,河内 孝之3,福田 裕穂4,6,笠原 賢洋1,荒木 崇3,近藤 侑貴2(1立命館大・生命,2神戸大・院・理,3京大・院・生命,4東大・院・理,5東京理科大・理工, 6京都先端科学大・バイオ環境)

2aAG02
ゼニゴケ無性芽の休眠を促進する MpHYPNOS の機能
芳村 那美1,吉川 実樺子1,安田 有沙2,加藤 大貴1,3,酒井 友希1,三村 徹郎1,4,5,近藤 侑貴1,深城 英弘1,石崎 公庸1(1神戸大・院・理,2神戸大・理,3愛媛大・院・理工,4東大・院・農学生命,5國立成功大・ 生科・科技)

3aAI11
シロイヌナズナの異所的な維管束細胞分化に対する ANAC・DOF 転写因子の関与
朝比奈 雅志1,2,佐藤 良介1,松岡 啓太1,田川 実樹1,大山 諒1,柴田 恭美1,近藤 侑貴3,佐藤忍4(1帝京大・理工・バイオ,2帝京大・先端機器分析セ,3神戸大・院・理, 4筑波大・生命環境)

3aAE04
ゼニゴケのヘム結合タンパク質 MpRLF は適切な葉状体と杯状体の形成に必要である
岩田 健太郎,福村 日向丸,近藤 侑貴,石崎 公庸,深城 英弘(神戸大・院・理)

3pAE06
根とシュートの成長・発生に異常を示すシロイヌナズナ amb 変異体における DNA 損傷応答の解析村岡 涼子,間宮 章仁,近藤 侑貴,石崎 公庸,深城 英弘(神戸大・院・理)

ポスター発表
P-069
コケ植物ゼニゴケのリン欠乏応答を制御する MYBCC 型転写因子の機能解析
福村 日向丸1,北浦 銀河1,加藤 大貴1,2,酒井 友希1,近藤侑貴1,深城 英弘1,三村 徹郎3,4,石崎 公庸1(1神戸大・院・理,2愛媛大・院・理工,3東大・院・農業生命科学,4國立成功大, 生科・科技)

P-112
PPO 阻害除草剤耐性ゼニゴケの単離と解析
北岡 理杜1,小牧 知史1,酒井 友希1,加藤 大貴1,2,近藤 侑貴1,深城 英弘1,石崎 公庸1(1神戸大・院・理,2愛媛大・院・理工)

P-114
シロイヌナズナ側根形成変異体を用いたカルス形成機構の解析
和田 昂己,間宮 章仁,近藤 侑貴,石崎 公庸,深城 英弘 (神戸大・院・理)

P-118
糖シグナルによる維管束幹細胞制御機構の解析
鳴瀧 葵1,島津 舜治1,2,古谷 朋之1,3,深城 英弘1,石崎 公庸1,近藤 侑貴1(1神戸大・院・理,2東大・院・理,3立命館大・生命)

 

対面は色々な方と気軽に話ができてよいですね!

2022年09月19日

名古屋大学で講演をおこないました

名古屋大学で「最先端植物科学シリーズ・GTRセミナー」の講演をおこないました。久々(約3年半ぶりの出張講演)で、色々な方とのディスカッションを楽しめました。質疑が40分で収まらず、改めて対面セミナーの重要性を感じました。お世話してくださった榊原先生と研究室のみなさまにお礼を申し上げます。

 

撮影してくださった田畑さんありがとうございました!

 

2022年08月31日

研究成果がQuantitative Plant Biology誌に掲載されました

島津君が筆頭著者の論文がQuantitative Plant Biology誌に掲載されました。

植物向けの発光顕微鏡を開発し、維管束分化誘導過程における細胞運命の1細胞レベルでの時空間動態を解析した論文になります。2色の発光タイムラプスイメージングも可能となりました。

https://onl.bz/dkADvce

 

 

2022年07月24日

研究成果がPlant Biotechに掲載されました。

古谷と近藤、また他の共同研究者らと執筆した論文がPlant Biotechnology誌に掲載されました。

シロイヌナズナにおいて幹細胞を制御するGSK3の機能について、ゼニゴケでも同様に細胞分化に働くことを見出した論文になります。

論文はこちら

2022年03月08日

植物生理学会で発表します

今年もコロナの影響でオンライン開催ですが、当研究室でも発表をおこないます。

 

口頭発表

2aH08

ゼニゴケ無性芽における MpHYPNOS を介した休眠制御
○芳村那美,𠮷川実樺子,安田有沙,加藤大貴,酒井友希,三村徹郎,近藤侑貴,深城英弘,石崎
公庸

S05-10

Competitive action among BES/BZR transcription factors enables the robust control of
vascular stem cells
Tomoyuki Furuya, ○Yuki Kondo

2pE11

シロイヌナズナ ANAC・DOF 転写因子が制御する異所的な維管束細胞分化の解析
佐藤良介,松岡啓太,柴田恭美,近藤侑貴,佐藤忍,○朝比奈雅志

2pH01

維管束幹細胞の運命制御におけるサイトカイニンの機能解析
○島津舜治,Alif Meem Nurani,山田一貴,柴田恭美,古谷朋之,伊藤(大橋)恭子,石崎公庸,
深城英弘,朝比奈雅志,福田裕穂,近藤侑貴

2pH02

概日時計関連遺伝子 GI の維管束幹細胞分化における機能の探索
○荒野巧勝,内村遥,福田裕穂,近藤侑貴

2pH03

内生オーキシン量を増加させる fsp1/sur2 変異が fwr/gnom 変異体の側根形成能を回復させる
○後藤千恵子,池上聡,郷達明,笠原博幸,近藤侑貴,石崎公庸,三村徹郎,深城英弘

2pH04

側根形成におけるシトクロム b5 様ヘム結合タンパク質 RLF の機能解析
○岩田健太郎,後藤千恵子,丸山海成,福村日向丸,近藤侑貴,石崎公庸,笠原博幸,深城英弘

2pH08

苔類ゼニゴケの杯状体形成における single-MYB 遺伝子 GROM の機能解析
○加藤大貴,安居佑季子,近藤侑貴,深城英弘,三村徹郎,石崎公庸

 

ポスター発表

PF-037

ゼニゴケ胞子における非対称分裂メカニズム
○酒井友希,近藤侑貴,深城英弘,石崎公庸

PF-048

根とシュートの成長・発生に異常を示すシロイヌナズナ新規変異体 L-11 #7 の解析
○村岡涼子,近藤侑貴,石崎公庸,深城英弘

PF-049

シロイヌナズナ側根形成を抑制する TOLS2 ペプチドに対する応答異常変異体の探索と解析
○前原菜々子,間宮章仁,後藤千恵子,郷達明,近藤侑貴,石崎公庸,三村徹郎,深城英弘

PF-050

カリウムイオン排出チャネル GORK を介した根の成長・発生制御機構の解析
○井手大輔,西丸陸,青木優佳,豊倉浩一,郷達明,三村徹郎,近藤侑貴,石崎公庸,深城英弘

PF-057

ゼニゴケの配偶子器発生制御における MpBZR3 の機能解析
○古谷朋之,山岡尚平,石崎公庸,西浜竜一,荒木崇,河内孝之,福田裕穂,近藤侑貴

PL-049

シロイヌナズナ根系構築におけるイネ DECUSSATE 相同遺伝子 WAD1 および WAD2 の機能解析
○東郁巳,木村理沙,桧原健一郎,郷達明,間宮章仁,三村徹郎,近藤侑貴,石崎公庸,伊藤純一,
深城英弘

PL-085

非維管束植物ゼニゴケのリン欠乏応答における MYBCC-SPX モジュールの機能
○福村日向丸,北浦銀河,加藤大貴,酒井友希,近藤侑貴,深城英弘,三村徹郎,石崎公庸

 

2022年02月23日

研究成果がPlant Biotechに掲載されました。

近藤が単著の論文がPlant Biotechnology誌に掲載されました。

分化を抑制するホルモンTDIFと促進するホルモンBR(ブラシノステロイド)の競合的な関係性をVISUALを用いて解析した論文になります。

論文はこちら

2022年01月23日

日本分子生物学会年会にてワークショップを開催しました

日本分子生物学会年会にてワークショップ「細胞間コミュニケーションのあり方から問い直す動物と植物の多細胞体制」を開催しました。

横浜パシフィコで感染対策を講じた上で開かれるとのことで、約2年ぶりの対面での学会でした。生で色々な方とお会いし、お話できて非常に新鮮に感じました。会場は立ち見が出るほど盛況で、会を進行しながら「密」を心配してしまいました、オンラインZoomで参加してくださった方も質疑・討論をありがとうございました。

2021年12月01日

新学術領域「植物多能性幹細胞」第5回若手の会を開催しました

本領域最後の若手の会は近藤研が担当しました。

コロナ感染拡大の見通しが難しく、昨年度に引き続きあいにくのオンライン開催となりました。今年度は、学生49名を含む総勢80名を超える方々にご参加をいただきました。中でも学部生・大学院生が発表の大部分を占め、ポスターと口頭を併用した発表形式にて活発な議論が繰り広げられました。また若手学生らによる交流会企画、先生方による特別対談も非常に盛り上がり、オンライン開催の良さを活かした大変実りある会となりました。

優秀発表賞の景品と賞状は発送準備中です、しばらくお待ちください。

2021年11月25日

役立つツールを更新しました

VISUALトランスクリプトームデータを検索できるツールを更新しました。

https://019.rakusaba.jp/~kondolab/tool.html

 

AGIコードを検索窓にいれて、検索を押すと

①6時間毎トランスクリプトーム
(Furuya et al., 2021, Plant Cell)

②pSEOR1:SEOR1:YFP(篩管細胞)のセルソーティングのトランスクリプトームデータ
(Kondo et al., 2016, Plant Cell)

③VISUAL誘導72時間目のWT vs apl変異体のトランスクリプトームデータ
(Kondo et al., 2016, Plant Cell)

 

以上の遺伝子発現データが取得できます。

 

2021年09月26日

招待講演をおこないました(シンク集会)

シンク集会にて招待講演「維管束幹細胞の運命はどのようして決まるのか?」をおこないました。

普段あまり聞くことのない、樹木のいきざまを知ることができ、大変有意義でした。

2021年09月22日

植物学会奨励賞を受賞しました

このたび、近藤が植物学会奨励賞を受賞しました。

みなさまのご指導やご協力があってこそ頂けた賞だと思っております。

引き続き、研究を面白い研究ができるよう精進してまいります。

 

授賞式の様子はブログの方で

2021年09月19日

植物学会で発表をおこないました

日本植物学会第85回大会で発表をしました

なんと今年の最多発表(18件)だそうです。

 

VISUALを用いた維管束細胞運命決定機構の研究
○近藤侑貴(奨励賞)

側根形成能が顕著に低下するシロイヌナズナ変異体 fwr とその抑圧変異体 fsp1 の解析
○後藤千恵子,池上聡,郷達明,笠原博幸,近藤侑貴,石崎公庸,三村徹郎,深城英弘

発光レポーター遺伝子を用いた側根プレパターニング変異体の単離と解析
小笹綾香,後藤千恵子,郷達明,近藤侑貴,石崎公庸,三村徹郎,○深城英弘

位置情報による維管束幹細胞の運命制御
○島津舜治,Alif Meem Nurani,山田一貴,柴田恭美,古谷朋之,伊藤(大橋)恭子,
石崎公庸,深城英弘,朝比奈雅志,福田裕穂,近藤侑貴

陸上植物に保存されたオーキシン応答遺伝子 WIPのゼニゴケにおける機能解析
○加藤大貴,近藤侑貴,深城英弘,Dolf Weijers,石崎公庸

ゼニゴケ配偶子器の発生を制御する非典型 BZR 転写因子
○古谷朋之,山岡尚平,石崎公庸,西浜竜一,荒木崇,河内孝之,福田裕穂,近藤侑貴

基部陸上植物ゼニゴケにおけるリンの吸収・分配・貯蔵のメカニズム
佐藤しおり,福村日向丸,加藤大貴,酒井友希,近藤侑貴,深城英弘,三村徹郎,○石崎公庸

基部陸上植物ゼニゴケのリン欠乏応答におけるMpMYBCC-MpSPX モジュールの機能
○福村日向丸,北浦銀河,加藤大貴,酒井友希,深城英弘,近藤侑貴,三村徹郎,石崎公庸

ゼニゴケ無性芽におけるMpHYPNOSを介した休眠制御
○芳村那美,吉川実樺子,安田有沙,加藤大貴,酒井友希,三村徹郎,近藤侑貴,深城英弘,石崎公庸

シロイヌナズナにおける異所的な維管束細胞分化とANAC・DOF 転写因子の関与
佐藤良介,大津彗紀,手塚貴裕,生井香帆,大橋智生,柴田恭美,近藤侑貴,佐藤忍,○朝比奈雅志

ゼニゴケの葉状体再生におけるGCAM1 および GC1L の機能
○田中涼葉,加藤大貴,安居佑季子,近藤侑貴,深城英弘,石崎公庸

根系構築に異常を示すシロイヌナズナ新規変異体の解析
○村岡涼子,近藤侑貴,石﨑公庸,深城英弘

側根形成におけるシトクロムb5 様ヘム/ステロイド結合タンパク質 RLF の機能解析
○岩田健太郎,後藤千恵子,福村日向丸,近藤侑貴,石崎公庸,深城英弘

シロイヌナズナ側根形成を抑制するTOLS2 ペプチド低感受性変異体 toti1の解析
○間宮章仁,雨川智美,豊倉浩一,青木優佳,郷達明,近藤侑貴,石崎公庸,三村徹郎,深城英弘

シロイヌナズナ側根形成を抑制するTOLS2 ペプチドに対する応答異常変異体の探索と解析
○前原菜々子,間宮章仁,後藤千恵子,郷達明,近藤侑貴,石崎公庸,三村徹郎,深城英弘

ゼニゴケ葉状体の形態形成におけるMpREN の機能解析
○米塚広樹,上野亜紀,樋渡琢真,加藤大貴,酒井友希,三村徹郎,近藤侑貴,深城英弘,石崎公庸

カリウムイオン排出チャネルGORKを介した根の成長・発生制御機構の解析
○井手大輔,西丸陸,青木優佳,豊倉浩一,郷達明,近藤侑貴,石崎公庸,三村徹郎,深城英弘

ゼニゴケ器官形成におけるR2R3-MYB 転写因子 SHOTGLASS の機能
○酒井友希,高見英幸,山岡尚平,近藤侑貴,深城英弘,三村徹郎,石崎公庸

2021年09月18日

研究成果がPlant Cell誌に掲載されました

研究員の古谷さんが筆頭著者の論文がThe Plant Cell誌に掲載されました。

齊藤君から内村君へと引き継がれ、色々な方のサポートがあってようやく完成した論文です。

維管束幹細胞の分化・維持を担うBES/BZR転写因子の間に競合的な関係が存在することを見出し、その関係性が幹細胞の安定的な維持に重要であることを報告した論文です。

他にも論文中ではネットワーク解析から維管束幹細胞に特異的な遺伝子群の特定に成功しています(近日中にLabHPにて公開する予定です)。

 

The Plant Cell誌のEditorによる解説記事はこちら

神戸大学プレスリリースはこちら

論文はこちら

2021年06月01日

解説記事が公開されました(化学と生物)

執筆をしておりました解説記事が化学と生物(農芸化学会)の和文誌に掲載されました。

「維管束発生過程を再現して理解する」という内容で維管束分化誘導系の歴史と今後について書かせていただきました(詳細はこちら)。

ご興味のある方は読んでみてください。

2021年05月06日

日本植物学会奨励賞に選ばれました

近藤が2021年度日本植物学会の奨励賞に選出されました。

受賞内容は「VISUALを用いた維管束細胞運命決定機構の研究」です、詳細はこちら

更に長年ご指導いただいた福田先生が今年度の大賞を受賞されます。

授賞式が楽しみです!(対面で開催できるでしょうか)

2021年05月04日

VISUALsを追加しました

当研究室の看板技術のVISUALについて随分とバリエーションが増えてきたので、とっつきやすい解説をつくってみました。

2021年04月17日

植物生理学会で発表します

コロナ禍でオンライン開催となりますが、当研究室でも発表をおこなまいます。
是非聞きに来てください。

 

口頭発表

1aE05

ゼニゴケにおける植物特異的BZR転写因子の役割

古谷朋之1,山岡尚平2,石崎公庸1,西浜竜一2,荒木崇2,河内孝之2,福田裕穂3,近藤侑貴1(1神戸大・院・理,2京大・院・生命,3東大・院・理)

1aE06

ゼニゴケにおけるLAX PANICLE2相同遺伝子の機能解析

前原菜穂1,加藤大貴1,酒井友希1,近藤侑貴1,三村徹郎2,深城英弘1,石崎公庸1(1神戸大・院・理・生物,2東京大・院・農)

1aE07

ゼニゴケにおけるR2R3-MYB転写因子SHOTGLASSの機能解析

酒井友希1,高見英幸1,塚本成幸1,山岡尚平2,近藤侑貴1,深城英弘1,三村徹郎1,3,石崎公庸1(1神戸大・院・理・生物,2京都大・院・生命科学,3東京大・院・農)

2pE02

異所的な 維管束細胞分化に関与するシロイヌナズナANAC及びDOF転写因子の解析

佐藤良介1,松岡啓太1,遠藤章成1,神長恵太1,柴田恭美1,近藤侑貴2,佐藤忍3,朝比奈雅志1,4(1帝京大・理工・バイオ,2神戸大・院・理,3筑波大・生命環境,4帝京大・先端機器分析セ)

2pE03

サイトカイニンによる維管束幹細胞の運命制御

島津舜治1,2,古谷朋之2,伊藤(大橋)恭子1,石崎公庸2,深城英弘2,福田裕穂1,近藤侑貴2(1東大・院・理,2神戸大・院・理)

2pE04

サイトカイニン情報伝達を介した二次成長誘導機構

今村美友1,光田展隆2,坂本真吾2,近藤侑貴3,上坂一馬4,高木優2,5,山篠貴史1(1名大院・生命農,2産総研・生物プロセス,3神戸大院・理,4名大・遺伝子,5埼玉大院・理工)

 

ポスター発表

PL-044

発光レポーター遺伝子を用いた側根プレパターニング変異体の単離と解析

小笹綾香1,後藤千恵子1,郷達明2,近藤侑貴1,石崎公庸1,三村徹郎1,深城英弘1(1神戸大・院・理,2奈良先端大・先端科学技術)

2021年03月04日

技術補佐員募集(終了しました)

神戸大学大学院・理学研究科・生物学専攻・近藤研究室にて
技術補佐員1名を募集します。
*新型コロナウィルスの状況により、研究室に加わって頂く時期は前後する可能性もあります。
1.職種・人員: 技術補佐員1名
2.勤務場所: 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1 神戸大学理学部C棟5階
3.職務内容: 植物育成、組織培養、PCR解析など
4.雇用予定期間:令和3年4月1日から令和4年3月31日まで(予定:更新の可能性あり)
5.勤務条件等: 週2~3日、1日6時間程度(勤務時間および曜日は応相談)。
6.通勤手当:本学の規定に基づき支給。
7.応募資格: 生物学実験経験者または生物系学部卒が望ましい。植物の研究に興味のある方。
8.応募方法: コロナの影響もありますので、まずは応募に関して近藤までメールにてお問い合わせください。
9.応募期限:適任者が見つかり次第、募集を終了します(HP上にて告知します)
10.問い合わせ先:近藤(pkondo[at]tiger.kobe-u.ac.jp)までメールにてお問合せください。

2021年01月30日

HP更新

プロジェクト・論文紹介などを少しアップデートしました。

2020年12月13日

招待講演をおこないます(2件)

11月、12月と招待講演をおこないます。

 

11月21日(土)奈良先端大学院大学にて近畿植物学会の特別講演をおこないます。当日はオンサイト・オンライン開催ということのようです、久々の出張になります。古谷さんの口頭発表もあります!

https://bsw3.naist.jp/bsj_kinki/program.html

 

12月2日(水)は日本分子生物学会にてオンラインですが招待講演をおこないます。「管」から繋げる異種混合型バイオロジーということで、動物の血管系に混じり植物の「管」である維管束についてトークをします。非常に楽しみです。

https://www2.aeplan.co.jp/mbsj2020/japanese/forum/index.html

2020年10月28日

学生実習がはじまります

10月20日の火曜日から一部対面での学生実習がはじまります。

VISUALによる分化誘導もおこないますので、こうご期待!

2020年10月17日

植物学会で発表します

コロナ禍でオンライン開催となりますが、当研究室でも発表をおこなまいます。

是非聞きに来てください。

 

シンポジウム 

1pSC04

GSK3 kinases orchestrate vascular cell type ratio

Yuki Kondo(Grad. Sch. Sci., Kobe Univ.)

口頭発表

2aF06

維管束幹細胞の運命分岐を生み出す分子基盤の探究
島津舜治1,福田裕穂1,近藤侑貴2(1東大・院・理,2神戸大・院・理)

2aF12

BES/BZR転写因子の競争的関係性は維管束幹細胞制御の堅牢性に貢献する

古谷朋之1,齊藤真人2,内村悠2,佐竹暁子3,野﨑翔平4,宮川拓也4,島津舜治2,矢守航2,4,田之倉優4,福田裕穂2,近藤侑貴1(1神戸大・院・理,2東京大・院・理,3九州大・院・理,4東京大・院・農)

1pD02

シロイヌナズナ切断花茎の癒合と胚軸間接ぎ木におけるANAC転写因子の機能解析

朝比奈雅志1,2,松岡啓太1,佐藤良介1,天貝綾花1,豊田佑子1,吉田紗斗美1,遠藤章成1,神長恵太1,柴 田恭美1,近藤侑貴3,佐藤忍4(1帝京大学理工学部バイオサイエンス学科,2帝京大学先端機器分析センター,3神戸大学理学研究科,4筑波大学生命環境系)

2020年09月16日

植物学会でシンポジウムを開催します

オンライン開催となった第84回植物学会にてシンポジウム「Cell fate regulation via cell-cell communication」を開催します。

近藤もほやほやの篩部伴細胞ネタで発表します。

大会HPにて面白宣伝素材(学生作)として出演しています。

 

口頭発表では、島津、古谷も発表しますので、お楽しみに。

2020年07月27日

日経新聞に掲載されました

VISUAL-CCの研究成果について

「植物の栄養管、酵素で役割分担」というタイトルで日経新聞6月14日付け朝刊に掲載されました。

2020年06月14日

研究成果がComms Biol誌に掲載されました

元研究員の玉置くんが筆頭著者の論文がCommunications Biologyにオンライン掲載されました。
最初に卒研に来てくれた大矢さん、内藤さんがスクリーニングにより篩部伴細胞分化系VISUAL-CCを開発し、それを用いた遺伝子発現解析から篩要素と篩部伴細胞の形成が排他的であること、GSK3がそのバランス比を保っていることを明らかにしました。実際にGSK3の活性を変化させることで、篩要素と篩部伴細胞の比率を植物体内で変化させることに成功しました。

 

プレスリリース「細胞の職業選択を決めるスイッチの発見」

論文「VISUAL-CC system uncovers the role of GSK3 as an orchestrator of vascular cell type ratio in plants」

2020年04月22日

技術補佐員募集

神戸大学大学院・理学研究科・生物学専攻・近藤研究室にて

技術補佐員1名を募集します。

*新型コロナウィルスの状況により、研究室に加わって頂く時期は前後します

 

1.職種・人員: 技術補佐員1名

2.勤務場所: 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1 神戸大学理学部C棟4階

3.職務内容: 細胞・組織培養、PCR解析など

4.雇用予定期間:令和4年3月31日まで(予定:更新の可能性もあり)

5.勤務条件等: 週2~3日、1日6時間程度(勤務時間および曜日は応相談)。

6.通勤手当:本学の規定に基づき支給。

7.応募資格: 生物学実験経験者または生物系学部卒、植物の研究に興味のある方

8.応募方法: コロナの影響もありますので、まずは応募に関して近藤までメールにてお問い合わせください。

9.応募期限:適任者が見つかり次第、募集を終了します(HP上にて告知します)

10.問い合わせ先:近藤(pkondo[at]tiger.kobe-u.ac.jp)までメールにてお問合せください。

2020年04月10日

神戸大学に異動しました

3月1日付けで神戸大学大学院理学研究科・生物学専攻の准教授に着任をしました。

少人数からの研究室スタートとなりますが、みなさまどうぞよろしくお願い致します。

2020年03月02日

研究成果をプレプリントサーバーで公開しました

篩部伴細胞をはじめて作ることに成功し、VISUAL-CCと名付けました。

比較トランスクリプトームと培地中の成分から伴細胞と篩要素を作り分ける分子スイッチを特定しました。

実際にこの分子スイッチを遺伝学的に操作することで、植物の維管束における伴細胞/篩要素の比率を変化させることに成功しました。

これらの成果をbioRxivにて公開しています。

https://doi.org/10.1101/2020.02.08.939595

主に卒研で来ていた大矢さん、内藤さんそして元研究員の玉置くんの仕事になります。

2020年02月11日

研究成果がPCPに掲載されました

ヌラニさんが筆頭著者の論文がPCPのrapid paperとしてオンライン掲載されました。

ケミカルスクリーニングのアプローチから道管細胞のリグニンを染色する蛍光試薬を発見しました。

更にそのケミカルを利用して、これまで謎であった維管束細胞の運命と位置情報との関係を明らかにすることに成功しました。

論文はこちらから

2020年01月12日

植物学会で発表します(仙台)

植物学会で古谷・島津が発表します。

1aE08
形成層シングルセル解析による細胞運命の探究
〇島津舜治、福田裕穂、近藤侑貴

3aE08
ゼニゴケ組織分化へのBZR転写因子ファミリーの寄与
〇古谷朋之、石崎公庸、西浜竜一、河内孝之、福田裕穂、近藤侑貴

2019年09月01日

プロトコール本"Phloem book"が出版されました。

Phloemに関する様々なプロトコールを集めた本が出版されました。

Saito M and Kondo Y (2019) What Can Cell Culture Systems Reveal About Sieve Element Differentiation? Methods Mol Biol. 2014:459-466.

VISUALに関するプロトコールはこれまで既に書きつくしたので、

今回は、VISUALを使って「新たに明らかにできること」に焦点を当ててreviewを書いています。

 

2019年06月16日

植物生理学会(3月・名古屋)にて発表します

植物生理学会発表リスト

S06-6
Long-distance peptide signaling in drought stress responses
○Fuminori Takahashi, Takehiro Suzuki, Yuriko Osakabe, Shigeyuki Betsuyaku, Yuki Kondo, Naoshi Dohmae, Hiroo Fukuda, Kazuko Yamaguchi-Shinozaki, Kazuo Shinozaki


1pJ11
WIND1-mediated tracheary elements formation in Arabidopsis
○Akira Iwase, Yuki Kondo, Momoko Ikeuchi, Bart Rymen, Ayako Kawamura, Arika Takebayashi, Takamasa Suzuki, Nobutaka Mitsuda, Hiroo Fukuda, Keiko Sugimoto


2aC11
シロイヌナズナ切断花茎における組織癒合および維管束分化関連遺伝子の組織 特異的発現
○大場裕介,吉原さくら,青原勉,松岡啓太,朝比奈雅志,近藤侑貴,佐藤忍


2aJ03
サイトカイニン情報伝達による肥厚成長に関与するLBD/ASLファミリー転写因子の機能解析
○今村美友,島田由里菜,伊藤正樹,光田展隆,近藤侑貴,高木優,山篠貴史


2aJ08
Spatial regulation involved in bi-directional differentiation of vascular cells in Arabidopsis
○Alif Meem Nurani, Yuki Kondo, Yuki Sakamoto, Kazuo Ebine, Sachihiro Matsunaga, Takashi Ueda, Hiroo Fukuda


2aJ09
VISUAL- シングルセル解析による維管束幹細胞アイデンティティの研究
○山田舜治,福田裕穂,近藤侑貴


2aJ10
新規篩部伴細胞誘導系を用いた細胞運命決定機構の解析
玉置貴之,大矢恵代,内藤万紀子,小澤靖子,佐藤繭子,若崎眞由美,豊岡公徳,福田裕穂,○近藤侑貴


2pJ01
GSK3-BES1 シグナリングモジュールのゼニゴケにおける役割
○古谷朋之,石崎公庸,西浜竜一,河内孝之,福田裕穂,近藤侑貴

2019年01月16日

更新[業績リスト・役立つツール]

業績を更新しました。Nurani, Kondo and Fukuda (2018) MiMB

 

役立つツールに関して
VISUALトランスクリプトームデータの検索ツールを部分公開しました。興味のある遺伝子のLeaf disk (Kondo et al., 2015)12時間経時発現データを調べることができます。
2018年12月02日

技術補佐員募集中(終了しました)

1.職種・人員: 技術補佐員(短時間勤務有期雇用職員)1名
2.勤務場所: 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学理学部2号館
3.職務内容: 細胞・組織培養、PCR解析など
4.雇用予定期間: 平成31年2月または3月から平成32年3月31日まで
*現在のところ契約終了時の更新は予定しておりません。
5.勤務条件等: 時給1,370円(東京大学就業規則に基づき支給)。週2〜4日、1日6時間程度(勤務時間および曜日は応相談)。
6.通勤手当:本学の規定に基づき支給。
7.社会保険等:法令の定めるところにより社会保険、雇用保険に加入。
8.応募資格: 分子生物学実験経験者または生物系学部卒
9.応募期限: 平成30年12月31日(適任者が見つかり次第締め切ります)
10.応募書類: 件名に「技術補佐員応募」と記して履歴書(本学様式http://www.u-tokyo.ac.jp/per01/r01_j.html)を電子メールで下記提出先へ送付。
11.選考方法: 書類選考および面接選考(面接の際の交通費は応募者負担)。面接予定者のみ面接日を連絡します。
12.提出先及び問い合わせ先:
  〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
  東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻
  生体制御研究室 近藤 侑貴
  電話: 03-5841-7586
  e-mail: p[at]bs.s.u-tokyo.ac.jp
      *[at]を@に変えてください。

2018年11月29日

HP公開

作成中ですが、HP公開しました。

2018年11月29日